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西条高校点描(2026年度)

命を守る「行動」を次代へ - 防災・減災研修報告(高知訪問・相馬報告)

このたび、本校の生徒・教職員が高知県および福島県相馬市を訪問し、防災・減災に関する現地研修を実施した報告会が行われました。

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高知大学の岡村眞名誉教授による講義では、「西条市の活断層」や「西条市は津波4mの想定」といった具体的なデータの提示からはじまり、東日本大震災や熊本地震の被害状況・映像を交えた報告がありました。臨海部に位置し、お堀に囲まれた西条高校において、「100年壊れなかった学校だから安全なのか」「安全な場所からなぜ逃げるのか」といった投げかけに、参加者は息をのむように見入り、従来の固定観念を一から問い直す大きな衝撃を受けました。
あわせて行われた福島県相馬市への視察報告では、西条市と相馬市との防災協定、1万人分の備蓄や高齢者の共同生活の工夫など、現場の具体的な備えを学びました。「逃げっぺと声を掛けられなかった」「一度避難したら戻るなという強いメッセージ」といった教訓、そして津神社に刻まれた「ここより下に家を建てるな」という先人の教え。「全員無くなった」という言葉の重みは、防災において重要なのは単なる知識ではなく「実際の行動」であるということを、私たちの心に強く刻みつけました。
避難時に渋滞したらどう対応するのか、残された場合の食糧はどう確保するのか。持ち出し袋や現金の準備、避難場所の確認はもちろんのこと、「避難したら絶対に戻らない」という強い意志と行動力こそが命を守る鍵となります。
研修を受け入れてくださった高知大学の岡村名誉教授をはじめ、温かい言葉をかけてくださった相馬市の皆様に心より感謝申し上げます。地域とともに命と向き合い成長していく生徒たちの姿を、これからも温かく見守り、支えていきたいと思います。
防災・減災研修報告会