震災の教訓を未来へつなぐために(その1)
8月5日、相馬市観光協会の 遠藤 美貴子 様に案内していただき、相馬市復興防災学習を行いました。最初に、原釜地区にある相馬市伝承鎮魂祈念館と慰霊碑を訪れました。ここは、東日本大震災の津波によって大きな被害を受けた場所であり、震災当時の写真や復興の歩みを記録・展示している施設です。そこで、津波から生還し、現在は語り部として活動されている 五十嵐 ひで子 さんのお話を伺いました。五十嵐さんは、東日本大震災が発生した2011年3月11日午後2時46分頃に津波に襲われた体験を語ってくださいました。そして、ご自身の経験を後世に伝え続けることの大切さについてお話しくださいました。特に印象に残ったのは、「逃っぺ」という一言をなぜ周囲の人に伝えられなかったのかと今でも悔やんでいるというお話です。また、「避難したら、戻るな」という言葉は、防災の大切さを強く感じさせるものでした。

次に、「津神社」を訪問しました。津神社には、慶長三陸地震津波の際、津波が神社のすぐ近くまで押し寄せたものの被害を免れたという言い伝えがあります。そのため、「ここより下には家を建ててはならない」という教えが石碑に刻まれているそうです。また、東日本大震災の際にも、多くの人が津神社へ避難し、無事に命を守ることができました。先人たちが残した教訓の大切さと、それを後世に伝えていくことの重要性を改めて感じました。

次に、相馬こどもドームを訪れました。この施設は、東日本大震災からの復興を支援するため、多くの方々や楽天関係者の寄付によって建設されたものです。施設内では、本校の先輩であり、かつて東北楽天ゴールデンイーグルスでコーチを務められた 沖原 佳典 様のお名前を見つけることができました。本校の先輩がプロ野球の世界で活躍されていたことを知り、とても誇らしく感じました。

(その2に続きます)
防災教育