SSH 防西’s(商業科3年)自衛隊防災体験活動
2023年8月8日 16時09分防西’s11名は、8月7日(月)~8日(火)の2日間、陸上自衛隊松山駐屯地にて防災体験活動を行いました
災害時輸送トラックと備蓄倉庫の見学を行いました。きちんと整理されており、災害派遣時にここから災害地に向かいます。
応急処置について研修を受けました。「圧迫止血」と「緊縛止血」の実習を行いました。
「緊縛止血」とは最終手段の止血方法で、大出血や腕や足が重大な損傷を受けた時に行います。自衛隊では、緊縛止血を自分一人で行います。1分以内に行う試験を体験しました
緊急時の担架作りをみました。1分で迷彩服を利用して担架を作ります!
野球部の生徒が乗っても破れません。迷彩服恐るべき強度です
雨の中、災害時を想定した土嚢作りをしました。スコップで土を掘り、土嚢袋を作る。その後、隙間ができないように木で叩いて、土嚢を作ります
ロープワークも行いました。緊急時にロープを柱と柱にはる方法を学びました。もやい結び、本結び、てこの原理を利用してロープを締めていきます。
レンジャーの教育課程を修了した堀さんのお話を聞きました。レンジャーは、自衛隊の訓練の中でも最も過酷な訓練で、堀さんは、人の限界を見たいと思い、この訓練を受けたそうです。訓練を受けた人の2割の人しか修了することができなかったそうです。限界の先に感じたことは、人は強くない。弱い。しかし、仲間を思う、誰かを守ると思うと気力が奮い立ち、強い精神力が生まれるそうです。話に重みがあり、聞き入ってしまいました
食事の紹介をします。1日1000キロカロリーを超える食事がでます。「子規亭」が食堂の名前です。味はとにかく美味しいです。小鉢とお汁が必ずついています。食事は最高でした。食べる喜びに感謝です
男子宿舎について紹介します。とにかく訓練にきたという感じです。2段ベットが用意されています。何もありません
今回の2日間の研修を通じて、「仲間の大切さ」、「相手を思う気持ち」、「忍耐力」等いろいろなことを考えさせられ、学ぶことができました。災害時に大切なことは、自助です。自分のことを自分で守る。このことができなければ、命を守ることはできません。この夏の防災体験活動を通じて大きく成長することができました。