校長先生、最後の特別ホームルーム ~「磁石のような魅力あるリーダーに」ラストメッセージ~ 2026年3月18日 07時00分 今年度末で役職定年を迎えられる山下校長先生が、国際文理科 1年6組のショートホームルームに特別ゲストとして出席されました。数多くの生徒たちを送り出してきた校長先生が、これまでの歩みと、これから未来へ羽ばたく生徒たちへ向けて語られた様子をご紹介します。 続きを読む ■ 忘れられない「教員一年目」の記憶校長先生は、ご自身の原点として教員一年目のエピソードを語られました。当時、放課後遅くまで熱心に物理を教えていた教え子との交流。成績が伸び、自信をつけていく彼の姿に喜びを感じていた矢先、不慮の事故で帰らぬ人となりました。「この子のために自分に何ができただろうか」その葛藤が、校長先生がその後、心血を注いで進路指導に取り組む大きな原動力となったといいます。 ■ 三者三様の教え子たちが教えてくれたことお話の中では、校長先生がこれまで出会った個性豊かな教え子たちも紹介されました。 「生活を豊かにするリーダー」数学は得意だが英語が苦手だったある生徒は、必死の努力で苦手を克服し、東北大学へ進学。後に、今や誰もが手にする有名飲料のボトルデザインを開発する技術者となりました。 「痛みに寄り添うリーダー」不登校を経験した生徒は、「産婦人科医になりたい」という夢を抱きました。校長先生の「辛い思いをした君だからこそ、人の痛みがわかるはず」という言葉に背中を押され、現在は心療内科医として活躍しています。 「夢を諦めないリーダー」「近所のおばちゃんを宇宙へ連れて行きたい」と語った女子生徒は、東大受験に3度失敗しても挫けませんでした。その後、理科大からイギリスの大学院、東大博士課程を経て、現在はJAXA(宇宙航空研究開発機構)で夢を追い続けています。 ■ 「磁石のような存在」になってほしい最後に、校長先生は生徒たちにこう呼びかけられました。 「磁石はものを引き付けます。皆さんも、磁石のように人を惹きつける魅力的な人になり、愛媛を、そして日本を背負って立つリーダーとして活躍してほしい。皆さんの人生を心から応援しています。」 ■ 生徒からの感謝を込めてお話の後、生徒たちからは、日頃校長室を丁寧に掃除しているメンバーを中心に、感謝のメッセージと、先生の好きな綿毛色の花束が贈呈されました。 校長先生の歩んでこられた道のりと、生徒一人一人を大切に想う気持ちが教室いっぱいに広がり、温かなひとときとなりました。 閉じる SHR