SSH活動
初夏の熱気を残す神戸の地にて、「サイエンステクノロジーツアー(関西研修)」の第1日目が行われました。車窓から流れる景色を目で追いながら、これからの学びに胸を躍らせていた1年生40名の生徒たち。彼らが足を踏み入れたのは、日本の、そして世界の本質を解き明かす先端科学の最前線でした。
まず、理化学研究所 放射光科学研究センターを訪問しました。巨大な環状施設である「SPring-8」において、まずは光(電磁波)の仕組みに関する講義を拝聴、続いて放射光を生み出す圧倒的なスケールの設備を目の当たりにしました。物質のミクロな構造を解き明かす巨大な実験装置に、生徒たちは息をのむように見入っていました。なお、このSPring-8は2029年の運転開始を目指して「SPring-8-II」へのアップグレードが予定されているとのこと。常に進化し続ける科学の息吹を肌で感じる貴重な機会となりました。

続いて訪れた計算科学研究センターでは、世界最高峰のスーパーコンピュータ「富岳」と対面しました。歴史展示やスタンプラリーを通して楽しく知見を深めた後、ガラス越しに聳え立つ「富岳」本体を目の前にした生徒たちの表情は、一瞬で大興奮へと変わりました。記念写真で見せた弾けるような笑顔には、本物の知に触れた高揚感が滲み出ていました。こちらの「富岳」も、2030年の完成を目指して後継機「富岳NEXT」の開発プロジェクトが進んでいるそうです。時代の先を見据える研究者たちの姿は、生徒たちの目にまぶしく映ったことでしょう。

ホテルへ到着した後は、今春本校を卒業し関西の大学へと進学した先輩4名を招き、卒業生座談会を開催いたしました。キャンパスライフの魅力から、高校時代の効率的な勉強法、受験に向けた心の保ち方まで、実体験に基づく生の声が語られました。先輩方の一言一言を逃すまいと、真剣な眼差しでメモを取り、頷く1年生の姿が実に印象的でした。質疑応答の時間が訪れると次々と手が挙がり、議論は尽きることなく熱を帯びたまま更けていきました。

最先端の科学技術に触れ、そして目標となる身近な先輩の背中を追いかける——これ以上ないほど濃密で充実したツアー初日となりました。
2日目は、SSH生徒研究発表会の見学、および京都大学フィールド科学教育センターでの研修を予定しております。自ら問いを立て、世界へと視座を広げる旅はまだ始まったばかりです。生徒たちのたくましい挑戦を、引き続き温かく見守っていただければ幸いです。
サイエンステクノロジーツアー
部活動
このたび、本校3年生の光芳 綾彩さんが「第16回全国高等学校女子合同チームラグビーフットボール大会」に、四国ブロック代表として出場しました。グラウンドに広がる青空のもと、果敢に相手へ立ち向かい、鋭いタックルを決める一人の生徒の姿がありました。
光芳さんは予選リーグから決勝リーグに至るまで、すべての試合でスターティングメンバー(先発出場)としてピッチに立ち続けました。全国の強豪が集う真剣勝負の舞台において、持ち前の思い切りの良いタックルでチームの危機を救い、勝利に向かって泥臭く貢献する姿は、まさに本校が大切にしてきた「質実剛健」「文武両道」の精神そのものでした。
他校の選手たちと一つのチームを作り上げ、四国の代表として全国の舞台で戦い抜いた経験は、彼女自身にとっても大きな財産となったはずです。困難から逃げず、身体を張って仲間を支えるその勇姿は、校内の後輩たちやこれから本校を目指す中学生にとっても、大きな刺激と勇気を与えてくれました。


ラグビー部
SSH活動
本校が誇る探究の学びの舞台は、関西の地へと広がっています。
明日、8月5日に開催される「SSH生徒研究発表会」に向けて、本校代表として参加する「数学情報D3班」の生徒たちが、会場である神戸国際展示場にて前日準備を行いました。
広い展示場の中で、自分たちが重ねてきた研究の成果を丁寧にポスターへと落とし込み、壁面にセットしていく生徒たち。その真剣な手つきや背中からは、明日への程よい緊張感と、「自分たちの探究を伝えたい」という確かな自負が伝わってきます。
明日の発表本番には、現在「サイエンステクノロジーツアー(関西研修)」に参加している本校の1年生も見学に駆けつけてくれる予定です。仲間たちの熱い発表を間近で見る体験は、見学する生徒たちにとっても大きな刺激と学びの機会になることでしょう。
遠く神戸の地で明日を舞台に挑む生徒たちへ、温かい応援をよろしくお願いいたします 。

海外交流
8月4日、本校に大変賑やかで国際色豊かなお客様をお迎えしました。ドイツスポーツ少年団から西条市を訪れている、高校生8名と教職員3名のみなさんです。
歓迎セレモニーでは、教頭挨拶や生徒代表の歓迎の言葉に続き、本校の紹介動画を放映しました。さらにESS国際理解部の生徒たちによるプレゼンテーションを交えたアイスブレイクを実施すると、緊張もすぐにほぐれ、会場は温かな笑顔に包まれました。

SSH活動
8月4日、雨上がりの澄んだ空気のなか、1年生40名(引率教員2名・計42名)が、2泊3日の「サイエンステクノロジーツアー(関西研修)」に向けて元気に学校を出発いたしました 。
大型バスに乗り込んだ生徒たちの車内を見渡すと、これから始まる最先端科学への探究に目を輝かせ、期待と高揚感にあふれた笑顔が広がっていました 。
本日は播磨・神戸方面へと向かい、理化学研究所の「放射光科学研究センター(SPring-8 / SACLA)」および「計算科学研究センター(スーパーコンピュータ『富岳』)」を訪問する予定です 。世界トップレベルの研究施設や最先端の成果に直に触れ、知的好奇心を大いに刺激される貴重な一日となることでしょう 。
本校がSSHとして培ってきた「自ら課題を見つけ、探究する力」は、教室の講義や実験室の中だけに留まりません。雨上がりの静けさから解き放たれ、志を高く持って未知なる知の領域へと踏み出す生徒たちの挑戦は、きっと彼らの可能性を大きく切り拓く糧となるはずです。
移動の安全を最優先に配慮しつつ、一歩一歩深く豊かな学びに繋がる充実した研修旅行となるよう見守ってまいります 。

サイエンステクノロジーツアー
学校行事

愛媛新聞「西条高 魅力に触れて」(許可番号d20260803-07)