応急手当競技大会
2024年9月9日 00時45分9月8日(日)に応急手当競技大会が西条福祉センターで行われました。
応急手当ができる人材を育てようと、西条市内の高校生を対象に初めて開催されました。市内5高校から優勝を目指し、3人組の8チームが心肺蘇生技術を競いました。
本校からも2チームが夏休みに救命講習を受け出場しました。
救命s(普通科3年生) ヒロマーs(商業科3年生)
大会では、愛媛大学大学院 小児科学講座 檜垣 高史教授と西条中央病院 主任医長の牧野 景先生から小児救命救急と学校で起こる突然死についての講演がありました。クイズ形式で救命について分かりやすく説明がありました。学校で最も起こる死亡原因は心臓性突然死。運動をしたときに突然発症する冠状動脈奇形。検診では発見することが難しい状態だそうです。バイスタンダーになったとき何ができるか、
大切なキーワードは、「勇気」、「知識」、「行動」。この一つが欠けても救命はできません。一歩踏み出す勇気、AEDや救命に関する知識、そして行動。救命処置は時間との勝負です。2分以内に心臓マッサージ、5分以内にAEDによる心肺蘇生が必要になってきます。
休憩時間です。2チームともリラックスしています。
競技は、胸部圧迫、人工呼吸、AEDを使った総合的な心肺蘇生の3分野の総合得点で競います。AEDや心肺蘇生の誤りについては、減点対象になります。
合図とともに心臓マッサージをスタート。1分間に100~120回胸を圧迫します。できたかどうかは、機械が判定し得点をつけます。
大会の結果は、残念ながら2チームとも決勝に残ることはできませんでしたが、練習の成果を発揮し頑張っていたと思います。
全員で記念撮影をおこないました。
しかし、最後のサプライズが、救命講習の知識部門でヒロマーsが優秀賞を檜垣教授からいただきました。
檜垣先生から指導講評で「Can We Do Better」
君たちならもっとできる。今日学んだことを役立て、友達にも知識や技術を共有してほしいというお話がありました。
最後に檜垣先生の講演は大変分かりやすく素晴らしかったです。ぜひ西条高校に講演にきていただき、皆さんに救命についてお話していただければと思いました。充実した日を過ごすことができました。
大会に出場した皆さんお疲れさまでした。