TISF2023(台湾国際サイエンスフェア)に参加しました

2023年3月15日 09時00分

科学部の課題研究チームの一つであるセスキ合成班が、高校化学グランドコンテストの国内審査の結果、日本代表に選出され、2月5日~10日に台湾で開催されるTISF2023(台湾国際サイエンスフェア)に参加しました。 

出発前 英語科の先生方やALTのジャレット先生にポスター発表について教えていただきました。

2/5 台北市内を散策し、台北101の制震構造の仕組みを学習しました。また、千と千尋のモデルになったといわれる九份に行き、お茶について学習を深めました。

 2/6 もう一つの日本チーム宮城県立仙台第三高等学校自然科学部と合流し、研究発表の準備を行いました。夜にはウェルカムパーティーに参加し、スイスの学生と交流を深めました。この大会では、各国一人の台湾の現地生徒が付き添いしてくれます。生徒同士の交流も深めました。

 

 2/7 オープニングセレモニーに参加しました。また、「オンライン授業の是非」をテーマに、各国の生徒とミックスして編成された班内で議論し、自分たちの考えをポスターにまとめました。夜には南アメリカやヨーロッパの生徒たちと夜市(Night Market)に参加しました。

 2/8 研究発表の審査がありました。審査はあっという間に終わりましたが、これまでの研究成果を堂々と発表し、質疑応答についても適切に回答できていました。昼からは現地生徒の案内による台北市内散策を行いました。夜には台北で3年ぶりに開催されランターンフェスティバルに参加し、夜の台北を散策しました。

 2/9 現地の高校生に同行してもらい、九扮と十扮を観光しました。特に、十扮では、ランターン飛ばしが有名であり、ランターンに書いた願い事が叶うといわれています。日本チームで願いを込めたランターンを空に飛ばしました。また、夜には各国のパフォーマンスや日本のブースを展開しました。日本チームは書道を披露してもらいました。日本の法被は大人気で各国の生徒から写真を求められていました。

 

2/10 ポスターセッションが開催されました。これまで交流してきた各国の生徒が聞きに来てくれ、英語で研究発表を堂々としていました。午後は表彰セレモニーがありました。惜しくも入賞はなりませんでしたが、とても貴重な経験を積むことができました。

参加した生徒の感想

世界のさまざまな地域の高校生たちと互いの研究について議論し、コロナ禍の教育について国を超えて話し合い、とても有意義な活動ができました。また、仲良くなった参加者と夜市に行くなど、英語で積極的にコミュニケーションを取り各国の文化観を理解することで、自分の視野が大きく広がり、日々の学習の意欲につながりました。今後も国際的な研究発表や国際交流の機会があれば積極的にチャレンジしてきたいです。