西条高校点描(2023年度)

七草会(大保木土曜教育・商業科)

2024年1月7日 22時24分
1月7日(日)商業科2年生3名で大保木土曜教育に参加しました。
大保木公民館に着くと「とうどさん」を地元の方が作っていました。
高校生たちが到着すると、高校生と地元の方との交流が始まりました。
コーヒーと小麦粉を揚げたお菓子を準備して歓迎してくれました。

image8

今回は七草会、年のはじめに若菜を摘んで食べ生命力をいただく「若草摘み」という風習や、7種類の穀物でお粥を作る「七種粥」の風習などと結びつき、「七草粥」に変化してたといわれています。この中で、「ほとけのざ」がレアで見つけるのが極めてむずかしい野草です。

image15

大正15年生まれ、伊藤幸さんです。野草博士です。七草の説明がありました。

image1 (2)   image7

大保木連合自治会長、神野顕彰さんからあいさつがあり、七草がゆと山菜、こんにゃく料理を食べました。
本日のお料理です。七草がゆは、工藤さんが2時間以上弱火で、七草と塩とお米で作ったそうです。こんにゃく料理も絶品でした。

image0 (2)

前回作った干し柿が完成していて、食べました。甘くて美味しかったです。
黒っぽい干し柿より、茶色の干し柿が甘味があるようです。

image12  image11

お昼から、地元の方々とビンゴゲームとクイズを行いました。このビンゴがとにかくおもしろいです。何が面白いか、それは、参加した人しか分かりません。とにかく笑いが絶えません。大保木の方々の話がすごいです。ビンゴは3回やり直しました。年初行事で地元の方々が大集合です。

image13  image14

ゲームの後は、大保木特製のお茶が登場です。体が元気になるお茶です。

image6

最後は恒例の記念写真です。

image5

大保木の里山体験を通して思うことを考えてみると、「自然の循環」や「地元の方々の暖かさ」に触れることができるということだと思います。目に見えて湧水が沸いていて、手で触ると水の冷たさを感じます。その水が自然の植物を育て、その山の恵みを頂く。まさに自然の循環図を肌で理解でき、このことが里山の暮らしの良さだと思います。また、人と人との繋がりを大切にし、様々なイベントに地域が一致団結して取り組んでいく。人の温かさが実感できます。14日にとうど焼きを行うそうです。大保木を元気にするために頑張っていきたいと思います。