西条在住の外国人にも災害対策を!
2023年12月19日 10時09分とうとう、「JICA」から西条高校「防西's」に依頼が来たのです!
国際的に有名になってしまった防西'sも喜びでいっぱいです。
12月16日(土)10時~17時00分「JICA」主催の「多文化共生型の減災社会づくり実践研修」に、市内の高校生、ベトナムとネパールの外国人、防災の専門家の方々が参加しました。
地域課題である南海トラフ地震や台風・土砂災害への備えについて学びました。座学の研修はベトナム語と日本語の同時通訳で行われました。ベトナム語の通訳は、四国には10人もいなく、貴重だそうです。
非常食を「日本語」と「ベトナム語」で比較するとこんな感じです。「頭の上に帽子」をかぶったものは、口を狭くして発音する母音であるという意味だそうです。
これが使われるのは â ê ô の3種類あるそうです。難しい・・・・。
西条市に在住のベトナムとネパールの方々を4班に分けて、高校生が非常食、段ボールペット、トイレ、防災教育について説明しました。午前中にJICAの方からオンライン研修を受け、やししい日本語で伝えるためのポイントを学びました。その後、各班でどのようにするかを話し合いながらプログラムを作成しました。
JICAから防西’sに感謝状をいただきました。減災教育の活動が評価されました。
午後の最初に防西’sのお得意のロープワークを行いました。同時通訳でのグループワークをしました。普段経験できない体験です。
研修が終わってから、各グループの振り返りを行いました。
最後は、集合写真を撮りました。
参加した生徒は、コミュニケーションの大切さや、日本語の苦手な外国人への理解の必要性を改めて認識しました。また、通訳の必要性を痛感しました。さらに、防災の知識や経験を地域の防災活動に活かしたいと考えています。貴重な経験をさせていただき、とても感謝しています。
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愛媛新聞にも掲載していただきました!
(2023年12月19日付愛媛新聞 掲載許可番号d20231219-02)