令和6年度大保木土曜教育(商業科)
2024年5月19日 00時21分大保木土曜教育がスタートしました。今年度は年8回あります。
大手門前に商業科2・3年生10名が集合し、7時31分の西の川行きの路線バスに乗り出発です。
目指すは大保木。五百亀記念館前の八千代巷から乗車することができます。1日4本しかありません。
今回のミッションは、竹伐。西条自然学校の岩田さんと野口さんから、注意事項と危険な「まむし」と「水ムカデ」の説明を受けました。その後、ヘルメットかぶり、ノコギリの使い方の練習をしました。
なぜ、ヘルメットをかぶるか・・・・それは、伐った竹が自分にむかってくるかもしれない。また、斜面で転倒しけがをするかもしれません。だから、自分の命を守るためヘルメットが必須のアイテムになります。
若い竹は絶対に蹴ってはいけません。ポキッと折れて、自分たちにむかってきます。
いざ、竹伐に出発。山道を歩きます。到着すると竹伐開始。
竹伐に初挑戦。孟宗竹(もうそちく)を切ります。孟宗竹と真竹、破竹との違いは、節の数が1つが孟宗竹、二つが真竹、破竹です。竹の周りの白い粉は、「チロシン」というアミノ酸の一種でチーズに付着する白い粉と同成分だそうです。また、竹を7年間切り続ければ竹は生えてこなくなるそうです。竹の生命力はすごいです。皆さん知ってましたか???
作業の後は、竹ごはん、竹でご飯を炊きます。竹の味や香りがご飯にうつりとても美味しかったです。
お焦げも最高でした。
できあがった竹ご飯は、地元の方とおにぎりにして、たくわんとお味噌汁でいただきました。
大保木のマスコット犬「ころ」です。あつそうですね!!
山里体験がスタートしました。普段体験することができないことを経験できます。大保木土曜教育がスタートして、今年で8年目になりました。山の良さが少しずつ分かってきました。西条高校商業科では、今年も大保木の皆さんと様々な体験学習を通じて交流を深め、大保木が元気になるようの若者の声をとどけます。今年度もよろしくお願いします。地元の皆さまと一緒に地域活性化に取り組み、情報を発信したいと考えています。